レコベル®皮下注ペン 薬物動態

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血中濃度

単回投与1)

日本人健康成人女性(内因性FSH抑制下)を対象にレコベル75、150、225及び450IU(4.5、9.0、13.5及び27.0μg注))を単回皮下投与した際の薬物動態パラメータ及び血清中FSH濃度推移は以下のとおりであった。
日本人女性においてレコベル75~450IU(4.5~27.0μg注))の範囲におけるFSH曝露量は投与量に比例して増加した。

単回投与

※1:平均値±標準偏差、※2:中央値(最小値、最大値)、N(例数)

平均血清中FSH濃度の経時変化

平均血清中FSH濃度の経時変化

反復投与(外国人データ)2)

外国人健康成人女性(内因性FSH抑制下)を対象にレコベル225IU(13.5μg注))又はホリトロピン アルファ(遺伝子組換え)225IUを1日1回7日間反復皮下投与したとき、投与開始6~7日後に血清FSH濃度は定常状態に達した。また、投与7日後におけるFSHのAUC及びCmaxのホリトロピン アルファ(遺伝子組換え)に対するレコベルの比は、それぞれ1.74〔90%CI(1.37, 2.21)〕及び1.60〔90%CI(1.38, 1.86)〕であった。

反復投与時の血清中FSH濃度

反復投与時の血清中FSH濃度

吸収

単回静脈内投与(外国人データ)3)

健康成人女性24例を対象にレコベル225IU(13.5μg注))を皮下投与した際の静脈内投与に対する絶対的バイオアベイラビリティは約64%であった。

分布

単回静脈内投与(外国人データ)3)

健康成人女性24例を対象にレコベル225IU(13.5μg注))を静脈内投与した際の分布容積は8.7Lであった。

排泄

単回静脈内投与(日本人及び外国人データ)

外国人健康成人女性24例を対象に単回静脈内投与した際の全身クリアランスはレコベル225IU群(13.5μg注))で0.3L/h、ホリトロピン アルファ225IU群で0.4L/hであった。レコベル225IU群の尿中の未変化体排泄率は投与量の9.4%であった。225IU単回静脈内投与時の血中半減期はレコベル群23.7時間、ホリトロピン アルファ群18.2時間であった3)
レコベル225IU(13.5μg注))を日本人健康成人女性5例に単回静脈内投与した際の全身クリアランスは0.47L/h、血中半減期は40.3時間であった1)

注)これらの試験に用いた製剤の規格は質量単位(μg)でないが、本剤の承認用量である質量単位(μg)に換算した用量を参考として併記した。なお、本剤とホリトロピン アルファ(遺伝子組換え)を生物活性単位(IU)として同一量投与した場合にFSHのAUC及びCmaxがそれぞれで異なることから、本剤は「6. 用法及び用量」に従って質量単位(μg)で適切に投与すること。

6. 用法及び用量

通常、ホリトロピン デルタ(遺伝子組換え)として、投与開始前の血清抗ミュラー管ホルモン(AMH)値及び体重に基づき、下表に従い算出した投与量を、月経周期2日目又は3日目から1日1回皮下投与し、卵胞が十分に発育するまで継続する。なお、下表に従い算出した投与量が6μgを下回る場合は6μgを、12μgを上回る場合は12μgを、1日あたりの投与量とする。

6.用法及び用量

1)社内資料:国内第Ⅰ相試験(CS03試験、CTD2.7.6.2)[承認時評価資料]

2)社内資料:海外第Ⅰ相試験(CS02試験、CTD2.7.6.4)

3)社内資料:海外第Ⅰ相試験(000020試験、CTD2.7.6.1)