ルティナス腟錠

特徴

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崩壊・吸収されやすい発泡性の錠剤です

ルティナスは発泡性の錠剤です。腟内の水分(おりもの等)と反応して、微炭酸が発生することで錠剤が崩れやすくなり、有効成分であるプロゲステロンが溶け出る仕組みです。 微炭酸は一般的に血管を拡張させ、くすりの成分等を効率的に吸収させると言われています。

発泡性の錠剤の吸収の特徴

発泡性の錠剤の吸収の特徴

崩壊の仕組み

① 腟内にて水分と接触し崩壊が開始されます。
添加物の炭酸水素ナトリウムとアジピン酸が反応し、二酸化炭素が生成し、錠剤の崩壊が促進されます。


腟内にて水分と接触し崩壊が開始されます

② 速やかに崩壊し、有効成分であるプロゲステロンが腟粘膜へ放出されます。
錠剤が崩壊しパウダー状にて腟内に広範囲にプロゲステロンが分布することで、腟粘膜内へより速やかに吸収される1)と考えられています。


腟内にて水分と接触し崩壊が開始されます

In vitroによる崩壊の様子2)

In vitroによる崩壊の様子

【方法】
蒸留水30mL、pH4.5、水温37℃の試験管内にルティナスを投入した。

  1. Levy T et al.,Stereoids 2000;65(10-11):645-649.
  2. 社内資料:Data on file (study GMORH20100115)2010