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Ｑ＆Ａ

Ａ:
LHを刺激初期から使用することで良好胚が増えたとの海外報告1）があります。また、LH受容体の反応性は年齢とともに低下するとの海外報告2）もあり、年齢が高くなるにつれ内因性LH量だけではLH受容体の反応性が低いと想定されるため、初期からのLH投与が必要と考えられています。
  1. Ilhan GA, et al., Eastern Med.2014;19:22-27.
  2. Piltonen T,et al., clin endocrinol metab.2003;88:3327-3332.
Ａ:
hCGは妊娠期には胎盤から多く分泌されていますが、閉経後には下垂体から多く分泌されています3）。閉経期に近くなると血中hCG量は増え始め、55歳以上で若年者に比べ明らかに増加します3）。下垂体性hCGと胎盤性hCGでは構造や生物活性が異なり、下垂体性hCGは胎盤性hCGに比べ活性が若干弱いとされています4）5）。
女性のLHとhCGの生涯推移
女性のLHとhCGの生涯推移
Janet Choi & Johan Smitz (2014) Luteinizing hormone and human chorionic gonadotropin:distinguishing unique physiologic roles, Gynecological Endocrinology, 30:3,174-181,DOI: 10.3109/09513590.2013.859670 (http://dx.doi.org/10.3109/09513590.2013.859670)©2014 Janet Choi & Johan Smitz. Creative Commons Attribution 3.0 Unported License (https://creativecommons.org/licenses/by/3.0/)
  1. Choi J,et al., Gynecol endocrinol.2014;30:174-181.
  2. Birken S, et al., Molecula cell endocrinol.1996;125:121-131.
  3. Birken S, et al., Endocrinol.1996;137:1402-1411.

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