良好胚を得るためのトリガー至適タイミングについて考察する
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岡本 恵理 先生 (英ウィメンズクリニック 副院長)
卵巣刺激の最終過程におけるトリガーは、主席卵胞径を指標に採卵の34~36時間前で投与を行うことが一般的であるが、症例によっては標準的なトリガー法が適切でないことを経験してきた。そこで我々はトリガーのタイミングに着目し、その有用性について検討を行った。
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