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黄体ホルモン製剤の変遷と妊娠の成立並びに転帰に与える影響

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藤原 敏博 先生 (フェニックス アート クリニック 院長)

胚移植日血中P4値については報告により測定の必要性の是非が異なる。プロゲステロン腟剤は薬剤の子宮内膜への直接移送により、有効性が高いことが期待されている。本講演では多施設共同研究:SHIFT studyを中心に血中P4値の扱いについて紹介する。

JP-LUTIN-2200024

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子宮内膜脱落膜化における天然型黄体ホルモンの重要性 - ステロイド受容体親和性の観点から -

子宮内膜脱落膜化における天然型黄体ホルモンの重要性 - ステロイド受容体親和性の観点から -

黒田 恵司 先生 (杉山産婦人科新宿 難治性不妊症診療部長、内視鏡診療部長)

各々の黄体ホルモン剤のステロイド受容体親和性の違いが、胚着床のための子宮内膜脱落膜化プロセスに影響を及ぼすことが明らかとなっている。天然型プロゲステロン投与は至適な子宮内膜脱落膜化、至適な胎盤形成および安全な出産につながることが考えられる。

Why do you choose

Why do you choose "Natural progesterone?"

田中 温 先生(セントマザー産婦人科 院長)

黄体ホルモン剤のステロイド受容体親和性を踏まえると、天然型プロゲステロン製剤が望ましいと考えている。また、内膜日付診を指標とした多数の報告において、経腟投与は他の投与ルートに比べ、内膜発育が良好であることが明らかにされている。経腟投与はプロゲステロンが内膜組織へ直接移行することから、胚移植日血中プロゲステロン値は臨床指標として扱う必要は基本的になく、測定値による治療法の見直しが必要ないことは、臨床医にとっても患者自身にとっても喜ばしいことであると考える。

Why do you choose

Why do you choose "Natural progesterone?"

蔵本 武志 先生 (蔵本ウイメンズクリニック 院長)

近年では就業女性の割合が上昇していることにより、女性年齢階級別の出生率は、20歳代が著しく減少し、30歳から40歳代が急激に上昇している。ART治療においても、高齢患者は、若年患者に比べて、胚発育過程において異常をきたすリスクが高くなることから、使用する薬剤は将来的な転帰を念頭におき、有効性と同時に安全性を最優先にすべきである。

Why do you choose

Why do you choose "Natural progesterone?"

Prof. Tzeng Chii-Ruey(Taipei medical university hospital)

ARTで使用される天然型プロゲステロン製剤には経口投与、筋注投与、経腟投与があり、台湾では全ての投与ルートが臨床使用可能であるが、標的臓器への薬物の直接移送が期待できる経腟投与が標準薬として選択されている。また、合成黄体ホルモン剤はステロイド受容体親和性が異なり、脱落膜化メカニズムが異なるが、合成黄体ホルモン経口剤とプロゲステロン腟剤の日付診を指標とした比較検討の結果を紹介する。

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