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適正使用情報:プロウペスの投与に際して

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他の子宮収縮薬等を使用する場合

プロウペス除去後に子宮収縮薬を使用する場合、器械的子宮頸管熟化処置を行う場合及び、プロウペス投与前に器械的子宮頸管熟化処置を行う場合については、以下を確認してください。
なお、子宮収縮薬や器械的子宮頸管熟化処置、プラステロンとは併用禁忌です。併用することにより、子宮収縮作用が発現又は増強し、過強陣痛が認められ緊急帝王切開に至るおそれがあるため、併用できません。

プロウペス除去後に子宮収縮薬を使用する場合

プロウペス除去後に子宮収縮薬〔オキシトシン、ジノプロスト(PGF)、ジノプロストン(PGE2)〕を使用する場合は、1時間以上の間隔をあけ、十分な分娩監視を行い、妊婦及び胎児の状態を十分に観察した上で慎重に投与してください。

プロウペス除去後に子宮収縮薬を使用する場合
図:プロウペス除去後に子宮収縮薬を使用する場合

  *十分な分娩監視を1時間以上行い、妊婦及び胎児の状態に異常が認められた場合には子宮収縮薬の投与の是非を検討すること。

 **分娩監視装置を用いた分娩監視/定期的なバイタルサインのモニター。

***当該薬の添付文書や産婦人科診療ガイドライン 産科編2020における使用方法等に準じて使用すること。

プロウペス除去後に器械的子宮頸管熟化処置を行う場合

プロウペス除去後に器械的子宮頸管熟化処置を行う場合は、1時間以上の間隔をあけ、十分な分娩監視を行い、妊婦及び胎児の状態を十分に観察した上で慎重に使用してください。

プロウペス除去後に器械的子宮頸管熟化処置を行う場合
図:プロウペス除去後に器械的子宮頸管熟化処置を行う場合

  *十分な分娩監視を1時間以上行い、妊婦及び胎児の状態に異常が認められた場合には器械的子宮頸管熟化処置の是非を検討すること。

 **分娩監視装置を用いた分娩監視/定期的なバイタルサインのモニター。

***当該処置の添付文書や産婦人科診療ガイドライン 産科編2020における使用方法等に準じて使用すること。

器械的子宮頸管熟化処置後にプロウペスを使用する場合

器械的子宮頸管熟化処置後にプロウペスを使用する場合は、感染徴候、臍帯下垂、脱出の有無や分娩監視装置を用いて妊婦及び胎児の状態に異常がないことを確認した上で開始してください。産婦人科診療ガイドライン 産科編 2020においては、器械的子宮頸管熟化処置後から次の治療や処置までの時間について制限はありません。そのため、器械的子宮頸管熟化処置後にプロウペスを投与する際には、分娩監視装置を用いて妊婦及び胎児の状態に異常がないことを確認した上で投与してください。

器械的子宮頸管熟化処置後にプロウペスを使用する場合
図:器械的子宮頸管熟化処置後にプロウペスを使用する場合

*分娩監視装置を用いた分娩監視/定期的なバイタルサインのモニター。

プラステロンを使用する場合

プロウペス除去後に子宮頸管熟化薬であるプラステロンを使用する場合は、1時間以上の間隔をあけ、十分な分娩監視を行い、妊婦及び胎児の状態を十分に観察した上で慎重に投与してください。また、プラステロン使用後にプロウペスを投与する場合は、使用後十分な時間が経過した後(8時間が目安1))、分娩監視装置を用いて妊婦及び胎児の状態に異常がないことを確認した上で投与してください。

1)日本産科婦人科学会,日本産婦人科医会編:産婦人科診療ガイドライン 産科編 2020. 2020; 245-249. [FP09152]