1. ホーム
  2. >
  3. 周産期領域
  4. >
  5. 適正使用情報 - 子宮頸管の熟化と子宮収縮の評価(参考)

適正使用情報

周産期領域の一覧に戻る

子宮頸管の熟化と子宮収縮の評価(参考)

①子宮頸管の熟化

子宮頸管の熟化は、ビショップスコアを用いて評価する場合があります。海外のガイドライン1、2)では、ビショップスコアが合計6点以下を子宮頸管熟化不良として扱うことが多いとされています。国内の産婦人科診療ガイドライン 産科編 20203)では子宮頸管熟化の目安として、「ビショップスコア8点以上、頸管開大2cm超ならば子宮収縮薬による分娩誘発成功率が高いとする報告もある」としています3)が、内診所見に基づく主観的な方法であるため施設の判断基準に従ってください。

ビショップスコア(BS)4)
表:ビショップスコア(BS)

②子宮収縮の評価

子宮収縮が不十分とされる微弱陣痛は、子宮内圧又は、陣痛持続周期と陣痛持続時間を用いて評価します5)。子宮内圧は一般的に測定されないため、陣痛持続周期と陣痛持続時間が主に用いられます。

1)ACOG Committee on Practice Bulletins: Obstet Gynecol. 2009: 114(2 Pt 1); 386-397.[FP07934]

2)SOGC Clinical Practice Guideline: Induction of Labour: J Obstet Gynaecol Can. 2013: 35(9); 840-857.[FP07320]

3)日本産科婦人科学会, 日本産婦人科医会編:産婦人科診療ガイドライン 産科編 2020. 2020; 233-234. [FP09150]

4)Bishop EH.: Obstet Gynecol. 1964: 24(2); 266-268.[FP07033]

5)山田崇弘:日産婦誌. 2012: 64(1); N3-N5.[FP08477]